11月のサポートテーマ
マロー工業は「健康経営優良法人(健康経営優良法人 中小規模認定)」の認定を毎年取得しております。
特に優良な健康経営を実践している企業・法人を顕彰する制度です。
その取り組みの一環としてアクサ生命より健康経営のアドバイスを受け社内に周知しています。
11月テーマは『”血管年齢を若返ろう”』です。
「人は血管とともに老いる」といわれる通り、加齢とともに血管は老化します。しかし、現代は欧米型の食事や運動不足などの生活習慣によって、血管の老化スピードは速くなり、実年齢より10歳も20歳も高い血管年齢の人が増えています。
血管の働きは血液をスムーズに流し、全身に酸素と栄養をめぐらせることです。若い血管はしなやかですが、老化すると弾力を失って硬くなります。
すると、血流が悪くなり肌や髪のトラブル、肩こりや腰痛、冷えなどの不調が現れます。それ以上に怖いのは、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞など、いわゆる「血管病」のリスクが高くなることです。
実は、血管を若返らせるカギを握っているのが、この内皮細胞。年齢とともに内皮細胞の働きも低下しますが、近年、食生活をはじめとする生活習慣を改善することで内皮細胞の働きが回復し、血管年齢を下げることがわかりました。
血管の若返りには食事と運動
血管を若返らせるためには、動脈の内皮細胞を元気にすることです。そのために最も効果的なのは、食生活の改善です。血管年齢が若返ると、血流がよくなり全身のすみずみに酸素と栄養がいきわたり、さまざまな不調が改善し、肌もつやつやに。
塩分を減らす・塩分を追い出す
塩分そのものが血管を傷めますが、塩分のとりすぎで血圧が上がると内皮細胞が傷ついて機能が低下します。
青魚や大豆製品を取る
魚や大豆などに含まれる良質なたんぱく質は、内皮細胞の新陳代謝を促し血管を強くします。
野菜をたくさん食べる
野菜は、体内の余分な塩分を排出するカリウムが多く、活性酸素を無害化するビタミン類の抗酸化作用が期待できます。野菜の中でも、おすすめなのはトマトとカボチャ。トマトはビタミンC、ビタミンEやカリウムが豊富な上、赤い色素・リコピンには強力な抗酸化作用があります。
適度な運動で血管を強くする
血管年齢を若返らせるためには、食生活に加え適度な運動習慣も大切です。仕事中や家事の合間に体を伸ばすストレッチをすると、硬くなった体とともに血管がしなやかになります。